以前新幹線で旅行した時のことです。とても混んでて、夫は前、私はすぐ後ろの通路側の席に座らなければなりませんでした。通路側は外が見づらくて退屈ですね。でも、いいこともあります。車内販売が買いやすいことです。でもほんとうに混み合っていたので、カートは2度しか来ませんでした。しかも2度目の時は売り切れだらけ。夫が買った缶ビールは
最後のものだったのです。そうしたら通路を挟んだ隣の席の男性もビールが欲しかったらしく、とってもがっかりされてました。
こういう時、夫は
一人でグビグビおいしく飲んだりできる人ではありません。自分の空き缶に
半分ビールを入れて、新しい缶のほうをその男性に「
半分こ、しましょうか」と差し出しました。男性は恐縮なさっていたけど、嬉しそうでした。きっとビール、二人ともおいしかったでしょうね。そうしたらその男性は、
手元のおつまみをわけてくださったんです。二人とも
シャイなタイプみたいで、話が盛り上がったりしなかったけど、うしろで見ていてほほえましくてにやにやしてしまいました(笑)
今日お店で似たようなことがあったんです。あるお客様がカツカレーを召し上がっていて、カレーが足りなかったので、「
カレーソース・ミニ」を追加されました。そしたら今度はちょっと多すぎた。それで、すぐ隣でやはりカツカレーを召し上がってらした若い方に「よかったらどうぞ」と勧めたんです。若い方はびっくりされたけど喜んでいただき、かわりに、と、
マカロニサラダを半分どうぞって(笑)
全く知らない人どうしの優しいやり取りでした。
ええ、うちのお客様はそんな方ばかりなんですよ。素敵な方ばかりです。
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genre : 日記